植物由来EGF 『植物由来EGF-Uni+』

「植物由来EGF-Uni+」は、細胞増殖因子のひとつである上皮細胞増殖因子(EGF)活性を有する植物内で作られたタンパク質で化粧品原料として用いられます。細胞増殖因子は、細胞増殖に必要な代謝活動を誘発して細胞の増殖を促します。

細胞増殖因子のひとつであるEGFは、化粧品の成分として皮膚の活性化に利用されています。

製品の化粧品成分の国際的表示名称は、アメリカの化粧品協会のパーソナルケア製品委員会(PCPC:旧CTFA)により「植物由来ヒトオリゴペプチド-Uni(英文名:Plant Made human Oligo-peptide-Uni)」と登録されました(MonoID: 25357)。

再生医療の進展にも不可欠でもあるEGF(上皮細胞成長因子)は新しい細胞の再生を
促し、肌のターンオーバーを正常化(28日周期)へ導きます。
今まで大腸菌由来や酵母由来EGFよりも活性約10倍の植物由来EGFを株式会社UniBio社が植物バイオ技術にて開発、製造しました。⇒ 活性EGF:95%~98%
※2017年9月より原料販売も開始します。
製造工程において、動物由来の成分を使用していません。
したがって、人獣共通感染症の原因となる病原因子が
製品に混入する可能性は、ほとんどありません。
また、EGFを含む細胞増殖因子は、生体内で機能を発揮するために、タンパク質の特定の構造が必要です。
従来の微生物(例:大腸菌)で作られたEGFは、活性をもたないタンパク質も含みます。
一方、植物で作られたEGFは、活性ある特定の構造をもっています。
なす科に属するベンサミアナ(タバコ植物の一種)の葉表面にEGFの遺伝子を入れた感染性RNA(遺伝子を構成する核酸のひとつ)を挿入して、遺伝子組換システムによらない一過性発現という方法で主に葉内でEGFを合成・生産します。葉を収穫した後、幾つかの精製工程を経て、純度の高いEGFに精製します。

製品の成分表(保湿剤プロパンジオール入り 2017年9月販売品)

表示名称 成分番号 配合量(%)
ニコチアナベンタミアナヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1 565550 0.1
塩化Na 552797 0.40
塩化K 552795 0.01
リン酸K 552731 0.01
リン酸Na 552732 0.06
フェノキシエタノール 552135 0.50
プロバンジオール 560605 49.50
49.42

製品の概要と使用方法

製品規格
項目 規格値 分析方法
色及び性状 無色~淡黄色の透明な液体 目視
濃度(ペプチド) 1~2mg/mL 吸光度法(280nm)
蛋白質濃度(ペプチド比) 90~110% ELISA法
純度 電気泳動法 ≧95% 吸電気泳動法
活性力値 ≧1.0×106IU/mg MTT法
pH 7.5~8.5 pHメーター
一般生菌数 ≦100個/mL 標準寒天平板培養法
包装単位

10mL(10mg)/バイアル
保存条件:2~8℃
有効期間:2年(製品にはロット毎に有効期限を表示しています。)

化粧品への配合量

化粧品原液中のEGF活性を約100IU/mL~500IU/mLとなるように希釈してください。
この場合、本品1本(植物由来EGF-Uni+)10mL(10mg EGF)で化粧品原液100L~20Lを調製できます。
本品の活性を1.0×106IU/mgとすると次の表の希釈となります。

含有量(μg/mL)0.10.20.30.40.5希釈率0.01%0.02%0.03%0.04%0.05%化粧品原液量100L50L33L25L20L

化粧品原液中の活性(IU/mL) 100 200 300 400 500
(推奨)

製品のロットによって活性は変動します。
※詳細については、お問い合わせください。

 

安全性

安全性試験で、本製品が無刺激性であることが示されました。
※詳細については、お問い合わせください。

 

安定性

安定性は、目的に沿って次のような安定性試験によって評価されます。次の3項目の試験は、(本製品に加えた)貴社で製造する製品毎に実施することをお勧めします。現在、当社では、本製品の安定性に関して、単体として下記の【2】「加速試験」で実施しています。

【1】長期保存試験(一定期間中の品質の安定性を確認する試験)
一般に製品の流通、顧客の保管の条件で行ないます。

【2】加速試験(一定期間中の品質の安全性を短期間で推定するための試験)
一般に37℃以上の温度条件で行ないます。

【3】苛酷試験(製品の流通、顧客の保存中に起こりうる極端な条件下で行なう試験)
条件は目的に合うように設定されます。

出展元:株式会社UniBio(http://unibio-jp.com/company/